

J-POP in the '80s ④;西海岸文化の歌姫:Anri ~ Good bye boogie dance
80年代は、ニューウェーブやニューロマンチックといった、ロンドンやニューヨークのアート的なムーブメントがある一方で、西海岸ブームというのがメジャーな動きとしてあった。 私は、どちらかというと前者の人間でしたが、世の中でメジャーでもててるのは、圧倒的に後者の範疇に属する人たち...


J-POP in the '80s ③;上田正樹
マイホームページの、その他・コレクションなど、のElectric Bassesのコーナーに登場する高校時代の友人、●村くん。彼は、高校生ながらプロの様にギターが上手かった。それは単にテクニックの問題ではなく、ブラックミュージックに対する解釈のセンスというか、グルーヴというも...


J-POP in the '80s ②;Come on ~ 小比類巻かほる
小比類巻かほる。 彼女には歌手ではなく、宗教家になってても通用しそうなカリスマ性があった。ステージを観ても冷静に考えるとクッさいセリフを連発しているのだが、不思議と乗せられてしまう。我が母校の学園祭で、空調も無い教室でぎゅうぎゅう詰めの観客を前にライトをばんばん焚いてライブ...


J-POP in the '80s ①:TOP SECRET MAN ~Plastics
80年代は、その軽さのウラに絶望があった、と、トーキングヘッズの回で書きました。そんな中で、権威とは無縁、デザイナーやスタイリストといった音楽的には素人が集まった80年代的なバンドがありました。プラスチックス "トップ・シークレット・マン"。...


CICADA来阪
4/21、CICADAが大阪にやって来てくれた。 あいにくの雨、客足が鈍るかなと思ったが、今までで1番多くなっていた。彼らのセンス、解ってくれてる人は着実に増えている模様。 今回、演奏のスタイルにも格段の進歩。今まではどっか突き放す様なクールさがあったが、今回は彼らの方から...


東京漂流
音楽談義がひとしきり続きましたが、今回は思い出の本について書きます。 どんどん、軽くなる80年代にいきなり殴り込むように登場した本"東京漂流"。わたしが生まれてこの方もっとも影響を受けた本を三冊挙げよ、言われたら間違いなく選ぶ一冊です。(あとの二冊は、芥川龍之介の「くもの糸...


MUSIC in the '80s ⑧:Once in a lifetime ~TALKING HEADS
約二ヶ月にわたりお話ししてきた"MUSIC in the '80s"海外編、いったん、ここで終わりにしたいと思います。 で、最後にご紹介するバンド。都会的という意味で、前回ザ・カーズをご紹介しましたが、80年代、「都会的」という意味では、これ以上都会的なバンドも無かったでし...


MUSIC in the '80s ⑦:Heartbeat city ~The Cars
では、Music in the '80s.海外編をそろそろ終わりたいと思うのですが、最後にあと2つ。 80年代のロックには、ポストパンクミュージックとして、ニューロマンティックとは別にもう一つ、ニユーウェーヴと言われるグループがあり、そのスタイルは「アート感覚」「クール」と...


MUSIC in the '80s ⑥:Look Who's Lonely Now ~ Randy Crawford
春にふさわしい曲をひとつ。 大学のときから行きつけにしていたカジュアルなバーが下北沢にあった。友達に連れられて初めてそこに伺った際にかかってたのが、この曲。アルバムの名前は"WIND SONG"。ボーカルは、ランディ・クロフォード。クルセイダーズのヒット曲 「ストリートライ...


COMIC in the '80s ②:ぼくの恋愛バイブル
今週は80年代ミュージックのお話をお休みして、マンガのお話です。 「待てる」あなたの「どっぷり浸らない寸止めスタイル」が「オシャレ」を呼び込む。待てるという能力はオシャレに通じるというお話を先週しましたが、「待ってる」といえば、このお話。「ファンシィ...