MUSIC in the '80s ⑦:Heartbeat city ~The Cars
では、Music in the '80s.海外編をそろそろ終わりたいと思うのですが、最後にあと2つ。
80年代のロックには、ポストパンクミュージックとして、ニューロマンティックとは別にもう一つ、ニユーウェーヴと言われるグループがあり、そのスタイルは「アート感覚」「クール」と評価されている。
アメリカン・ニューウェーヴの代表、ザ・カーズ "ハートビート・シティ" 。
テクノポップライクなタイトなリズムと、シンセのクールサウンドの上に、センチメンタルなボーカルが乗る。押さえたメロディラインが切ない気分にさせる。 都会的な、乾いた、でも、やるせないサウンド。
身長190㎝のボーカル、リック・オケイセックの風貌はインテリミーハーのこころをくすぐる憂いを含んだシニカルさ。とにかく、カッコ良かったです。
アート感覚あふれる彼らのセンスは、MV制作でアンディ・ウォーホルとのコラボを行うなど、映像の分野でもいかんなく発揮され、最も80年代的なMusic Video世代のアーティストでしょう。
私より10才年上のリック。今、何しとるんかいな。
(Music in the '80s.海外編 最後のバンドは、一週間後。)