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no・gi・za・ka! a・su・ka! 【握手会参加記-2】


通勤電車で見たこのドア横のポスターが最初だった。 ~ センターの子、高校生くらいか。このごろ(韓流アイドルの影響なのか「オルチャンメイク」的な)「ふんわりかわいいめ女の子」が多い中で、めずらしくキリッとした表情が印象的だった。

ドライバーを持つポーズ、心なしか細めた目、少ぅし野性味を感じさせる佇まい、凜々しくてCOOL! ~ いい味出してる。

その後彼女には、思いがけず注目することになった。まず、ドラムが上手とのことで興味を引かれ、つづいてテレビで観ると意外とこれが毒舌キャラで笑わせてくれる。かと思えば実は文学少女で、それを買われて昨年5月のMONDO GROSSSOとコラボ、ゆるく神々しいアーティスティックなMVが印象的だった(→ 2017.May.28. なんと、MONDO GROSSO × 齋藤飛鳥 とは!!)。

低めの声で明石家さんまに「テンション高いだけの人は苦手なんです。」と言い、人付き合い苦手そうないかにもネガティブキャラな言動、自己評価も低い模様。でも結構ソツなく冷静に何でもこなす。廻りに受けようして行動を決めたりすることはない、媚びたところが全然感じられない、このごろ多い「自己プロデュース」の対極・・・とにかく彼女の「作ってないカンジ」に好感が持てて、一周廻ってかえって新鮮、で、カッコいい。~ 結果、わたしは彼女にそんなイメージを持っに至る。ひさびさに「魅力的な女の子が出てきたな。」と、思った。

で、本日、遂にその生飛鳥さんとのご対面である。

長い行列が少しづつ前に進み、自分の順番が近づいてくると、最近年のせいか乾燥気味の手のひらに汗をかいていることに気が付いた。 ~ 緊張しているのだ。広告会社に30年以上勤めている人間とは思えない。自分でも驚いた。

ブース入り口のカウンターで荷物を預け、パーティションの向こう側に進む。美しいいきものが手を差し出して座っていた。じっと見つめて僕の最初のアクションを待っている。彼女の手をとり出来るだけにこやかに「ぼくは58才ですけど、あなたのファンです。」と言った。 気が付くとびっくりするほど近い顔の距離で。~ 以上、極めて短時間の出来事である。で、実は緊張していたので、今、彼女のリアクションを正確に思い出せない。「ホントですか。嬉しいです。」的なものだったと思うが・・・

緊張で、顔に笑顔を張り付けたままブースを出て、預けた荷物を受け取るのを忘れていることに気が付き、あわてて戻る・・・あ~、恋をしてしまいそう!! しかし、こんな女の子、中学・高校の同級生にいなくてよかった。 いたら、人生別の方へ向かっていたかも知れません。

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