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CICADA来阪 (その1)

大阪・心斎橋で約半年ぶりにCICADAのライブを観ることが出来た。4月の代官山でのワンマン以来である。その半年間、彼らはライブの回数を抑えながら新曲の制作・録音にいそしみ、一方他のバンドやアーチストとのセッションライブを精力的に行った。

及川さんは、この夏はShe is summerのMICOさんに付いて、全国のタワレコのインストアライブに参加、他にもアイドルユニットに楽曲提供したり、ゲーム音楽を手がけたり。櫃田さんは同じくMICOさんをはじめとした数多くのバンドでバックを務めた。(彼はもともと勉強家だと思うが、この半年で硬質なスティックに持ち替えたりして、確実に手数を増やしている。)越智さんは歌手デビューした俳優・菅田将暉のバックや、その他のバンドとも掛け持ちしている。若林さんは歌がかける様になってきたようだし、城戸さんはダンスの練習に加えDJを始めた。

半年経った彼らの音は、若干、シックな方に振れたカンジがした。わたしの好きな大人マーケットなクワイエットストーム的な方向に向かってるのかな?あと、楽器の並び順が上手から、ドラム、ベース、キーボード2セットがハの字に並び、真ん中で城戸さんがボーカルをとるというスタイルに変わっていた。ドラムが前に来るというのは、あまり見ないめずらしいセッティングだ。

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