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青春プレイバック・Nagoya その4 ~ 名古屋の建築

と、前回、名古屋メシは、これでもかこれでもか、と、頑張ってしまっている、という話を書いたが、同じ頑張ってても、名古屋の建物はセンスいいなと思うものが多い。こだわりがディテール処理に行くのか、丁寧な印象を受ける。しかも、暑苦しくならないクールさもある。

■名古屋駅・JRセントラルタワーズ。

立面の目地の流れが平面構成の絵画の様に美しいプロポーション。

■栄 ナディアパーク。

いわゆるポストモダン建築だか、

統一された色合いが凝った構成の造形をクールなものに昇華している。

■栄、LACHiC。

コルピュジェの影響を受けたと思われるデザイン。

リチャードマイヤー的な構えと、屋上にはコルピュジェが好きだった船のメタファーも感じる。

■オアシス21。

ギミックいっぱいの発想の建物だが、処理がクールなので、下品になってない。

(同じ発想の大阪の長堀クリスタは、いつの間にか水を流すことをやめてしまいましたが。)

■ルイ・ヴィトン 名古屋栄店。

二重に重ねられた外皮によるモアレが、建物全体を宝石箱の様にキラキラしたものに見せる。

白っぽくて、クリーンな印象の建物が目につく。

初めて名古屋に住み始めたときに、八丁味噌には飽きあきながらもその街中の風景は気に入っていた。縦横にまっすぐ伸びる道路で構成された街の平面計画も明快で、その明快な都市計画の中に清潔なデザインの建物が配置されている。歩道も広くて歩きやすい。1989年の世界デザイン博覧会のレガシーだろうか。

そして最近の名古屋駅前の開発ぶりは眼を見張るものがある。この開発が一段落したら、「名古屋の建築」をテーマに、誰かに解説してもらいたいな。

(今回の名古屋旅・最後のテーマ、「名古屋のオーディオショップ再訪記」は、

裏blog- http://likeamiracle.hatenablog.com/entry/2017/09/03/182844 -の方に書きましたのでよかったら見てください。)

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