16ビート・7thコードが大好き、といった、 偏った音楽の聴き方しかしていない私ですが、「日本一歌が上手い人は誰だと思うか。」と訊ねられたら、迷わず「吉田美奈子!!」と、キッパリ、ハッキリ、即答いたします。

ちなみに彼女は前回blogに書いた山下達郎のいたバンド "シュガーベイブ" のメンバーでした。解散後も山下・吉田の共作で数多くの楽曲を発表しています。

 

 

1983年、今の会社に入って間もない頃・新入社員研修が終わった春のある日、タクシーを走らせ、芝にある当時の”東京郵便貯金ホール”に、初めて彼女を観にいった。当日券だったので、二階の後ろの方の席だったけど。

当時の彼女はビーズだらけのコーンローヘアで、曲もファンク主体だった。それまで彼女には「パンチの効いた16ビートのブラックミュージックを歌ってるベテランっぽい人」といったイメージがあり、そのときもそのヘビーでぶ厚いサウンドに惹かれて観に行ったのだった。- が、最後のアンコールで、彼女が一人でステージに出てきてマイク無しのアカペラのバラードを歌ったとき、全身に鳥肌がたった。 -  "Soul"を感じた。

 

ボクは当然、黒人霊歌のリアルタイム体験は無いわけだが、そのパワフルな歌声は、何を歌っても彼女の音楽的ルーツ、バックボーンごと解らせてくれるような説得力を感じる。

"Within"というDVDが発売されてます。倉田信夫さんのピアノ1本で、教会で行われたライブを収録したもの。本当に奇跡のような時間の記録です。

 

 

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December 28, 2019

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