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元・広告会社勤務の一級建築士
■Leica Lens
Leica Lens
昔のライカのレンズには、沈洞式という、使わないときはレンズの筐体をボディの中に沈めて収め、コンパクトにして持ち運べると言うものがあった。 ここにあるのは、そのタイプが二本。
何故かこのレンズを見たとき、E-PL5に取り付けたくなった。デザインがピッタリな様な気がした。
で、調べてみると同じ事を考える人が多いのか、きっちりそのニーズを満たすマウントアダプターが複数社から発売されていた。これは楽しめそうだ、と。
しかし、初のオールドレンズ。カビが生えてないか、絞りのリングが硬くないか・スムースに動くか、また、オールドレンズの味であるレンズのクモリのレベルとか、いろいろチェックしてから買わなければならない。
大事そうにお店のガラスケースの中に置かれているものを店員さんに頼んで、触らせてもらい、教えてもらい、ペンライトを持って行って逆光を当ててみたり、まぁまぁいい買い物が出来るまでずいぶん時間かかった。
Leica Elmar f=5cm 1:2.8
Leica Elmar f=5cm 1:2.8 Nr.1439650
初めてのオールドレンス゛。
前の持ち主がオーバーホールしていた様で、ものすごく状態がいい。クモリもカビも無く、リングの動きも極めてスムース。
逆にオールドレンズらしさが無い。E-PL5に装着すると、ものすごく似合いますが。
60年前のもの。 1956年製。
Leica Summar f=5cm 1:2
Leica Summar f=5cm 1:2 No.348305
これは、逆に、レンズ全体に細かいキズが入っている。オールドレンズらしいシルキーベールのかかった絵が撮れます。
80年ほど前のもの。1937年製。
三晃精機 マウントアダプター
Elmar × E-PL5
Summar × X-Pro1
三晃精機 マウントアダプター
手前黒がL-FX
奥クロームがL-3/4
持ってみると、ズッシリ重い。沈洞させてもストッパーがついていて、中のメカにキズ付かない配慮がなされているのと、カメラに取り付けたとき、スワロフスキーのポジションマークが真上でピタッと決まるのがいい。職人技が光るいいアクセサリーです。
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