元・広告会社勤務の一級建築士
■ Electric Guitars
Gibson SG
1989年のローリングストーンズ初来日のステージを観て「そうだ、わたしは、ギターを弾いていたのだった。そして、エレキギターが欲しくてほしくてしょうが無かったのだけれども、高くて買えなかったのだった。」ということを思いだし、その翌日、新宿のイシバシ楽器に行った。そこに高校時代のあこがれ、ギブソンのSGが店頭にぶら下がっており、しかも円高だったので、値段が15万円。(高校の頃は30万以上してたのでは??)
店員さんに試奏頼んでネックを握った瞬間に身体に電気が走り、「わたしを買ってぇ~」とギターが言ってきた (様に感じた)。
当時、バブル真っ最中。やってもやっても仕事が終わらず、給料はあがり、新記録の金一封は出て、残業代もたくさんもらえても、貯まるお金を使う時間があるわけでもなく、廻りは外車とか買ってるヤツが多かったけど、わたしはこれ以降ギターコレクターの道を歩むことになる。
Fender Japan Telecaster Model
お分かりの方も多いだろうが、ローリングストーンズのキース・リチャーズのメインギター(通称「ミカウパー」)を模したモデル。そもそも、本家フェンダーUSAのオリジナルにはこの型は無い。というのも、キースが持っているのもの自体が改造品なのだ。で、その改造品をオリジナルとして(?)フェンダージャパンが製造したモデル。
そのころ遅ればせながら、オープンGチューニングというのを知り、このギターはそのセッティングをしていた。
すると、あ~ら不思議、ストーンズの耳コピがあれよあれよと出来るようになり、高校の時あんなに苦労したブラウンシュガーのリフも気持ちよく弾けて、「う~ん、もう少し早く知ってれば良かったのに」と、当時とっても損した気分になったものです。
Fender Japan Telecaster Model
こちらもキース・リチャーズがよく使ってるモデルを模したもの。この型は、本家フェンダーUSAも製造してます。
Gibson Les Paul reissue
これは、新宿歌舞伎町あたりの小さい楽器屋さんで買った。別に買う気は無かったのだが、弾かしてもらうとギター全体がブーンと振動している様な感じがあり、そのことを店員さんに訊くと、使っている木のランクが違うらしい。
それまで、同じレスポールでもリイシューとスタンダードでは倍以上値段が違うのが良くわからなかったのだが「ナルホド」と。しかも、通常60万くらいが40万でいいとのこと。すぐに銀行に走り、お金を下ろして、持って帰った。
たしかに、木目がキレイ。
Gibson Les Paul Standard
Gibson Les Paul Custom / All maho model
Gibson Les Paul Custom Model
レスポールモデル発売35周年記念モデルとして再発された、スリーピックアップモデル。これも一時期キース・リチャーズが弾いていたのと同じ。
Gibson ES-355
ギブソンのセミアコというと、ES-335というラリー・カールトンが使ってるモデルがポピュラーだが、こちらES-355とおっしゃる。聞き慣れない型番だが、チャックベリーやルシール以前のBBキングも使っていた (というか、ルシール自体がfホールの無いES-355らしい)。
ステレオアウト、バリトーンスイッチ (6段階ローカットフィルター)、やたらと細いネック、f ホールにもバインディングというカスタムモデルで、更に、ブリッジ側に微妙なチューニングが出来るダイアルがついている。
なんとも70年代風な、サイケなショーアップを意識したハデなマニアックさを感じる面構えだが、一方で妙な渋さを感じてしまう。