元・広告会社勤務の一級建築士
モニター
今回の自作PCで大きく変更されたのは、ディスプレイが2台になったことだ。
Windows10の特徴は、タブレットモードによるタッチオペレーションである。これは、ツインディスプレイ化することで、写真データ整理・編集の際に大きな威力を発揮する。~ つまり、一台のモニターで写真データリストを映し出し、タッチ操作で選択した画像をもう一台のモニターで大写しにして、画像チェックがスピーディに行えるということ。
DELL D2314T
タブレットモード用のタッチモニターでちょうどよい大きさのものがなかなか見つからなかったのだが、DELLにピッタリのものが見つかり、かつ、チルド機構がついているので、ほぼイメージスケッチ通りの機器セッティングが出来た。
EIZO Colour Edge
CX-240
カラーマネジメントモニターと言って、液晶画面ながらも、かなり微妙な色調整ができる。写真用プリンターとペアで、限りなくプリントアウトに近い色がこのモニターの画面上で確認できる環境づくりが可能。つまりちゃんと調整・設定すれば印刷前に画面上で色校正ができるということ。
上記のDELLのモニターにタッチ・選択した写真をこのカラーマネジメントモニターで大写しにして正確な色確認と緻密な調整ができる。カメラのデジタル化にともない撮影データをPC上で容易に補正できるようになったが、その後いちいちプリントアウトしなくても画面上でできあがりのシミュレーションが出来る環境自体はとてもありがたい。
以前VAIO(Windows7マシン)を使っていた時は、何日も徹夜して色調整を行い一度満足な状態にまで持ち込んだが、今回の自作化でWindows10に移行した時点で、カラーマネジメントソフトの多くが役立たずになってしまい、また、マシンの初期トラブルにより、未だ極めてラフな調整しかできていない。