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全力で投げたら、キャッチボール終わっちゃう。(1)


私は割と、自分の考えをキッチリ口に出す。この性癖のために、ある時は疎んじられたり、怖がられたり、礼儀知らずと言われたり、逆にまたある時は尊敬されたり、また最近では同窓会のネタにされたりもしてきた。多分どこかで、「思ったことをチャンと言えないのは弱虫である。」という子供のころの意識を引きずっているのではないかな、と、思うことがある。例えば、小学生の時に社会科見学で鉄工所に行ったとき、工場長さんから仕事の説明を聞いて、そのあとの質問の時間に「工場長さんは、従業員さんと会社の儲けとどっちが大事か??」質問して、周囲をうろたえさせた。今の風潮でいけば完全にKYである。しかし翌日、担任の先生が「よくぞ、ああいった訊きにくいことを質問をしたな。」と、皆の前で褒めてくれた。(ちなみに、工場長さんの答えは、「従業員を苦しめたり悲しませたりしてまで、儲けようとは思っていない。」で、子供ごごろにホッとしたことを覚えている。)

確かに、還暦過ぎても、様子見ばかりしていて、ハッキリ意見を言わない人はあまり好きでないし、自分はそうならないで居たい。 ~ その意味では、AKY(あえてKY)かもしれない。

年の瀬のフェスティバルホールで、ゲスの極み乙女。のライブを観た。例の事件あと、自分の心境の変化もあり、少々素直に彼らのライブが観れない状態が続いていたのだが、今回は自分の中でも整理がついて、純粋にライブを楽しむことができた。

タイトルは「変人大集合」。昔のオチャラケ気味な世界に戻った、でも、ビッグネームになった今では仕掛けに金のかかってそうなライブだったが、最後に川谷さんから「なんでタイトルが『変人大集合』か?」についての説明があった。

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