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青春プレイバック・Nagoya その3  ~ 名古屋メシ

で、名古屋メシである。

この三日間で食べたものは、ホテルの朝食は別にして、

■味噌煮込みうどん

■台湾ラーメン

■味噌カツ

■あんかけスパ

■味噌カツ丼

■あと、とりたてて名古屋メシというわけでは無いが、

 大好きだったお店の、野菜たっぷりのちゃんぽん。

食べたかったのに残念ながら食べられなかったのは、下宿していた賃貸マンションの近くにあった、八丁味噌ダレの焼肉と、会社のそばにあった八丁味噌のおでん ~ だが、両方お店が無くなっていた。二軒ともおばちゃん、当時すでに結構年だったからな。しんどくなったのかな。

一番残念だったのが、一番食べたかったステーキ屋さんがたまたま休みだったこと。

で、代わりに入ったステーキハウスがイマイチだったのがその残念さに輪をかけた。(も~! 名古屋はシンプルな料理が苦手なんだから!!とか、思いながら帰ったが、その後、そのステーキハウスの本店はわがテリトリーの大阪にあることが判明!!  失礼しました!!)

名古屋の人は人間が真面目なのかどうか、何でも、これでもかこれでもかと、頑張ってしまう様に思う。何と言っても、Made in Japanの代表・トヨタ様のお膝もとなのだ。仏壇の装飾や嫁入り道具の豪華さは有名だし、「小倉あんトーストのモーニング(おまけ付)」とか、「三種類の食べ方できます!ひつまむし」とか。この視点から、上記のメニューをご覧いただけると、ある種の共通点が見えてくると思う。基本的に強烈な特徴をもった料理をハイブリッドな処理や材料で実現している、という事だ。味噌かつ丼なんか、何で厚手のトンカツを揚げてザクザク切り、更に煮立った八丁味噌の鍋にバチャッ!と漬けてご飯の上に置き、とどめに卵まで載せるとこまでやるか。~ で、この料理、私が唯一認めるビールのおつまみになるどんぶりものなのだ。それくらい味の濃い、おかず的なごはんものということだ。

関西は人間は濃いけど味は薄い。単身赴任中、「ワシはコブだしのうどんが食いたいんじゃ!!」「なんで、うどんに味噌やねん。」「頼んでもないのにいろいろ入れて頑張られて、何でそれに二千円も払わなあかんねん!!」とか、何度思ったことか。 ~ 今にして思えば、関西の食べ物が特別に安くて、その割にスタンダードパッケージのレベル自体が高いだけなのだが。 ~ しかし、12年たって名古屋再訪の日に食べた味噌煮込みうどんの味は優しく感じた。なごやのあじ、いただきます!

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