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CICADA 来阪

ニューアルバムの発売を3日後に控えたCICADA

が大阪に来てくれた。今回はユニバーサル・ミュージックからのメジャーデビューのアルバムである。聴くのが楽しみ。

前回は、北堀江のClub Vijion・14周年記念ライブだった。

その時は、過去にそのハコでお世話になったバンドがそれぞれのファンを動員してのお祝いイベントだったので、地元関西のコテコテファンキーバンドが主で、また客も固定客なのでノリも独特。東京から来たCICADAはそんな中でどういう風にステージをこなすのかなと、ちょっと心配しながら観ていたが、周囲におもねることなくバシッとみごとに彼ららしいオシャレなステージをキメてくれた。 ~ 終了後、「貫禄やね~」と及川さんと握手した。 よくぞここまで!

今回また及川さんと話す機会があったので、あの時のことを訊いてみたところ、昔、関西に呼ばれてステージに立ったときのこと、独特のノリの客に驚き、とまどい、観客におもねって自分たちらしくないステージ展開をしてしまい思いっきりスベったことがあるらしく、そういうことは止めることにした、と笑いながら話してくれた。 ~ 間違ってないと思う。才能のあるバンドは得手な部分で勝負すべきだし、カッコいい音は当然関西人にもわかる。

今回特に嬉しかったったのは、リーダーの若林さんと話が出来たこと。他のメンバーとは話をしたことがあるのだが、彼とだけは今まで話す機会がなかった。

ニューアルバムが出来てホッとしているのかと思いきや、いいものが出来たという自負がある一方、なんか課題が残って手放しで喜べない様だ。彼はバンバンイメージが沸く及川さんと正反対で曲を作るのに時間がかかるらしく、前回のフルアルバムは8割9割彼主導で作られたのだがギリギリの状態で、及川さんの協力があって完成に漕ぎつけたらしい。僕は、そのアルバムを初めて聴いたとき、そして、気になってライブを観に行ったときの新鮮な印象は忘れられない。忘れられないから、今日、彼らの演奏を、歌声を、ここに聴きに来ている。

次の目標は、「関西でワンマンしたいな~」と、及川さん。応援してます、待ってます。

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